帯状疱疹の痛みを記憶しないこと

帯状疱疹後神経痛の原因には「知覚神経の変性」と「痛みの記憶」の2つがあります。痛みの記憶は、帯状疱疹の痛みが非常に強く、辛い思いをすると、その辛かった痛みを脳が覚えていて、実際に生理的な痛みとして復元されるわけです。

帯状疱疹後神経痛の場合も、記憶として意識下に残っている急性期の痛みを思い出すことで、本当に痛みの感覚が戻ってきてしまい、実際に神経が傷ついていることによる痛みを増強させてしまいます。こうしてさらに強い痛みの記憶となって脳に刷り込まれ、いつまでも痛みが残って苦しめるのです。こうした痛みの記憶には、痛みが辛い日があっても、それを日記に書きとめたりしないこともポイントです。

アトピー性皮膚炎やじんましん、喘息の場合は、日記をつけるような指導法もあります。これは、気候の変化や食生活などを記録しておくことで、自己コントロールすることを意識することにつながるからです。しかし、帯状疱疹後神経痛の場合は、かえって痛みの記憶を定着させることにつながってしまいます。痛みの記憶を定着させないためにも、日記などにその痛みの状態をあえて書きとめないようにしましょう。

帯状疱疹後神経痛になってしまった人の「痛み」について、家族や周りが「理解」して本人が痛いと訴えたら「もう治っているはず」などと言わず、話を聞いてあげるだけでも安心できて症状が和らぐことがあります。

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