顔面神経麻痺

耳や顔の下半分の神経領域に帯状疱疹が出た場合には、顔面神経麻痺や難聴、耳鳴り、めまいなどを起こす確率が高くなります。これを「ラムゼー・ハント症候群」といって、典型的なケースでは、片側の耳たぶや耳の中にヘルペスが出ます。耳の痛みや肩こり、頭痛、舌の違和感などから始まることもあり、気づきにくいケースも多くあります。

口の中のやはり片側だけに口内炎のような水泡が出るケースもあり、この場合は味覚障害を伴うことも多くなります。この病気を見つけた神経内科医「ラムゼー・ハント」医師の名前にちなんで名づけられた病気です。

早めに耳鼻科を受診して、抗ウイルス薬に加え、ステロイド薬による治療が必要になります。片側の顔面神経に麻痺が残ると、思い通りに筋肉が動かせず笑った時などに不自然な表情になり、精神的にも辛くなってしまいます。

半年以上たっても回復しない場合には、専門診療を行っている医療機関に相談して、手術やボツリヌス注射などの治療やリハビリテーションなどを行います。このリハビリテーションも最低1年以上は続ける覚悟が必要です。

このラムゼー・ハント症候群は、単純ヘルペス1型の感染による「ベル麻痺」と症状は似ていますが、完治しにくいことが分かっています。

結婚情報サービスPlaza